漢方薬や鍼灸治療に関する豆知識を中心に、皆様のお役に立つてるような
話題をコラムにてお伝えしていきたいと思っております。
花を見に来てください−感応−
類は友を呼ぶ、朱にまじわれば赤くなる、これを専門用語で「感応」といいます。古代中国の基本的な考え方であります(今の中国はわかりません)。きれいな花を見ると心がきれいになり、太陽がでて明るくなると心も明るくなりますが、古代中国の哲学者は、これを「感応」と看破したわけです。
写真は、当店の花壇で、今、盛んに咲いているビオラです。本物をみると、すごくわくわくしてきますよ。病は気からと言いますが、落ち込んだとき、ふさぎ込んだとき、こんな可愛らしく盛んに咲いている花をみてほしいなと思います。花と人とが感応することが体感できると思います。これを「花から気をもらった」とも言います。
これから、花壇には、ザイフリボク(ジューンベリー)、紅花常磐まんさく、木香バラが咲きます。盛んに咲いたさまをみると、本当に元気になりますよ。ぜひ、見に来てください。
(2008/04/09)