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漢方薬局・温灸院のみやかわ漢方堂

■みやかわ温灸院 院長のブログ

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国会図書館

 国会図書館も、通常開館となります。日本の知の殿堂に出入りできるだけで、何もしなくても、まあ楽しみである。目的がなくても、その空間に浸るのも、なかなか良いものである。画像はデジタルで公開されているから、行かなくても済むのだが、あの空間に浸るのは、それなりの幸せである。

 都立中央図書館は、蔵書が多く、開架式なので、なかなかたのしい。仏教の本も充実しているし、調べがいがある(駒沢大学の図書館なら、もっとありそう)。

 版本を手にとってみることができるという意味では、内閣文庫かな。江戸時代の先生が見ていたものを、ぼくが見ていると思うと、感無量です。

『史記』の研究をやっていた時(1990年代)は、あちこちの図書館にみに行きました。天理図書館、神宮図書館、京都大学図書館、足利学校図書館。たいていは日帰りでした。東大総合図書館もよい雰囲気でした(最近行っていないからどうなっているか)。

 それなりの経費を使って、仕上げた論文は、たった1本です。専門家なら、もっとかけるのでしょうが、素人研究者ですから、しかたないです。

 ふりかえってみると、いろいろ無駄なことやってきたと思います。
 






温灸読本

 本日、『温灸読本』の第4刷の見本が届きました。この業界の古くからある出版社から、自著が出るとは。思ってもみませんでした。数ヶ月で一気に書き上げたもので、反省点は多々あるものの、当時の自己ベストですから、誇らしい作品でもあります。

 島田先生は、医道の日本は、刺絡の記事は採用しないし、刺絡の道具も販売していないので、にがにがしく思っていたようですが、(当時)そんなことお構いなしで連載記事をかいていた僕を、どう思っていたのでしょう。

 当時は、文章の書き方に苦労していました(素人なんですから)。一番影響を受けたのが、吉川幸次郎です。以来、文章を細かに区切るくせがついています。文章が長いのが、野坂昭如で、1段落1文章という荒技を使っています。

 月刊誌『医道の日本』は、次号で、ひとまずの刊行停止。編集長から、これを機会に辞職し、かつて担当だった人からも、これを機会に辞職するとの連絡がきました。

 ひとつの時代が終わってのでしょう。


ヤマサ醤油 2リットル瓶

 高校時代、酒屋でアルバイトしてました。観光地だったので、旅館、ホテルに、配達していました。

 ふと、思い出したのが、ヤマサ醤油2リットル瓶。注文主は、(今は無い旅館で)双葉屋さん。お届けは10本入り1箱。醤油が2リットルで2.4キロ、瓶が1キロで、1本あたり3.4キロ。1箱34キロを抱えて階段を上ったのでした。

 ビールは1箱24本入りを、忙しいときは、2箱づつ抱き上げてました。調べてみると1箱30キロだそう。高校時代は、60キロ抱きあげていたんですねえ。ちょうどお米1俵分。

 いまではとても考えられないです。



 

池谷祐二

 子供が買った本で、池谷裕二著『単純な脳、複雑な私』を読んでいます。
 著者は1970年生まれで、この本は、39歳の作品。だいぶ青年風なので、テレビのコメンテーターの池谷祐二と同一人物だと思っていませんでした。ああ、この本の人なのか、といまごろ気づく。この本を読むのは2回目なのに、気がつかないものですねえ。


仁斎の書(その2)

「居易以俟命」(易きに居りて以て命を俟つ)の「居易」は「安らかな境遇にいて」という意味らしいが、さきほど読んだ伊藤仁斎の『論語古義』のところに、もう少し深めた開説があったので、ご紹介しましょう。

「その安んずるところを察せば」為政篇
「察するとはいっそう詳しくみることである。安んずるとは、こころに楽しむことだ。おもわくは善であったとしても、心に楽しんで善を行っているのでなければ、それは自分の心をおさえてしまっているだけのことだ。時間がたてば、おもわくが変わるにきまっているのだ。」

 孔子の人物評価は3点
 ?為るところ:行為が善であるか
 ?由るところ:思わくの根源が善であるか
 ?安んずるところ:善を楽しんで行っているか

 なんと奥深い。とうてい追いつけない境地だ。
 でも、仁斎は、一歩づつ近づこうではないか、というのです。堀川通りの反対側に、うんと厳しい山崎闇斎がいて、仁斎宅にも指導の怒鳴り声が聞こえたそうです。それに引き替え、仁斎先生は、丁寧でやさしい。
 

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