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漢方薬局・温灸院のみやかわ漢方堂

■みやかわ温灸院 院長のブログ

過去の記事はこちらから→「鶯谷書院

養心のすすめ

  本ができました。自費出版です。

 A4版で310ページです。重さは900グラムです。

 1冊2000円(送料別)です。

 ご希望のかたは、はがきに、希望冊数をかいて、申し込んで下さい。(思いの外、印刷費がかかりました)

 〒333-0802  川口市戸塚東1-1-32 宮川浩也


すり切れる

  近所のケバブ屋さん。中東の人が営業していました。年末年始も休まずに、コロナの自粛も蹴とばして、夜遅くまで営業していました。その結果、店を改装して、お客さんも多くなりました。ところが、今月に、営業を止めるという張り紙。今は、別の人が店舗を改装しています。邪推ですが、疲労がたまったのではないかと思います。

 アメリカでは、二刀流の大谷さんも、ついに故障。けろりと頑張ってきたのだけれど、体には負担になっていたよう。身体が壊れていくことは、頭で考える、体が感じる、その枠外のことのようです。なので、八分目とか、いい加減ということが、長い人生の中ではだいじな教えなのだと思います。

 というわけで、ぼくも、このあたりで、仕事量を減らして、「いい加減」にしようと思っているのです。ちょうど、長年の課題だった「養心のすすめ」もまとまったことだし。

 ところで、読者に無料でプレゼントと宣言しましたが、思いのほか印刷費がかかりましたので、残念ながら、有料になります。刷り上がったら、案内します。

すり足

  相撲の基本はすり足。なので、お相撲さんの足は、アヒルのよう。どんな態勢になろうとも、土俵から足を離さないのが理想。昔で言えば、千代の富士で、いまでは若元春である。はまったら強くなりそう。

 悪いのは、踵を挙げて押すこと。バタバタとした足運びになり、強くは押せない。つま先立ちするので、とっさの変化がある。典型的なのが正代。身体が大きいから、すり足を覚えたら強くなるのに。でも、クセは治らない。

 はたくクセ、引くクセがあるお相撲さんは、苦しくなるとそのクセが出て、たいていは負けてしまう。相手は、クセが出るのを待っているんだから。

 いまはビデオがあるから、研究しやすくなっています。鍼灸のオンライン講座も、アーカイブがあるから、熱心な人は、どんどん上手くなるんだろうね。


ひつまぶし

  9月18日は、名古屋講演。

 ご飯は、ひつまぶしを食べました。紀州備長炭使用とのこと。カウンターの先で焼いているのが見えました。おどろいたことに、炭をあおぐのに、団扇でなくて、ドライヤーでした。バタバタあおぐのしか知らないから、目が点。

 10年ほど前、浅草の色川という鰻屋さんのことを思い出しました。大将が使っている団扇がボロボロなので聞いてみると、いまはいい団扇がないのだそう。日本にないから、台湾のもので、貴重だから大事に使っているとのこと。

 しかし、今、鰻屋で焼いているのをみると、団扇でパタパタやっているから、色川の大将がいうのは、「俺のメガネに適う団扇がない」ということなのでしょう。職人らしい。

 さて、ドライヤーは、団扇が無くなったからなのか、合理的になったからなのか。

 鍼だって、昔は手作りでしたが、いまは工場生産の、それもディスポですから、だいぶ変わりました。40年くらい前のはなしですが、師匠のところでは、仕事の最後は、鍼をなめし皮でしごいていました。他の先生のところは、鍼先を研いでいたとのこと。いまや、懐かしい作業です。

養心のすすめ

 医道の日本に連載していた「鍼灸師のしごとをみなおす」が終わって、すぐに同誌は休刊になりました。はや3年がたちました。その連載を材料に「養心のすすめ」を書いていました。それが、目鼻がつき、もうすぐ完成です。とりあえず自費出版しようと思っています。

本ブログの読者には無料進呈のよてい。ちょっとお待ち下さい。

ようやく終わって(終わりそうで)、あたまのモヤモヤが無くなって、すっきりしています。連載からはじめて、6年も、モヤモヤしていたんですから。

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